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  自然界にある美しいデザインの法則 「黄金比・螺旋」
 
 
身の周りに存在する美しく普遍的なデザイン
そこには美しく感じさせる数学的法則「黄金比」の法則があります。
この黄金比に基づいた形が最も美しいと言われています。
左写真のこの流れるような曲線美の奥に、あの黄金比の計算式が隠されているのでは?
と自然界でもこの法則で成り立っているとしか思えないです。
 
     
  黄金比=1:1.618の比率がもっとも美しい比率といわれています。
なぜ黄金比には美しいと感じさせるバランスがあるのでしょう?
一つの解釈としては、『自然界のDNAに組み込まれている比率』とのことのようです。

黄金比とは、2,000年以上の昔、紀元前3世紀頃に活躍した数学者、ユークリッドが定義したとされています。(※諸説あり)
この黄金比を自然界に存在する法則として数式化したのは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ(ピサのレオナルド)です。
フィボナッチ数列(フィボナッチシークエンス Fibonacci sequence)と呼ばれていて、以下の数字の配列です。
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, …(オンライン整数列大辞典の数列 A45)と続く。

最初の二項は0,1と定義され、始めの2つの1を除いた数列のそれぞれの数は,1 つ前の数と2 つ前の数との和になっています。
2=1+1,3=1+2,5=2+3,8=3+5,・・・・・・

はじめに一辺が1の正方形を2つならべ,その横に一辺が2の正方形,一辺が3の正方形,一辺が5の 正方形を次々にならべて無限に大きくなる長方形が出来上がっていきます。
長方形のたて,横の長さはフィボナッチ数となります。
   

これと同じフィボナッチ数列が自然界の様々なところで見られます。
松ぼっくりやパイナップルのかさを良く見ると、この配列になっています。
ひまわりも、真ん中にある種のならび方がラセン状に21 個,34 個,55 個,89 個・・・
樹木の枝の成長もフィボナッチ数列で説明できると言われています。
またなぜかミツバチの巣のオスとメスの比率も1:1.618だそう。

  フィボナッチ・シークエンス fibonacci sequence  
   
     
   
長方形の中にあるそれぞれの正方形の角を滑らかに結んでいくと、ラセン形が現れます。
四角形に内接するラセンは、よくオウムガイの殻の形状になぞられて紹介されています。


フィボナッチの数列による長方形を「黄金長方形」と呼ばれています。
黄金長方形の縦横の比率は、約5:8です。つまり、1:1.618が黄金比ということになります。
『黄金比(おうごんひ) 英語: golden ratio・ゴールデンレティオ』 ギリシア文字のφ(ファイ)で表される
この1:1.618という比率の長方形は私たちの身の回りに沢山目にすることができます。
名刺・クレジットカードの縦横比、また i-Podやcanonのデジカメ等も黄金比を取り入れられてデザインされています。
数ある物の中から、美しいと感じて自然に手にとっているデザインには 黄金比が応用されていることが多いです。

古代の歴史的な建築物や芸術作品にも黄金比が見出すことができます。
ピラミッドの高さと底辺の半分の長さは黄金比です。
ギリシアのパルテノン宮殿の縦横比も黄金比です。



ミロのビーナスも体のいたるところに黄金比が成り立っています。その他の建築物なども。


黄金比の法則性に気づいた芸術家や建築家が作品の中で実現してきたバランス・デザインです。
レオナルド・ダ・ヴィンチも発見していた法則のようで、「モナリザ」や「最後の晩餐」などの作品には黄金比を強く意識して制作されています。


また、日本の浮世絵、葛飾北斎の多くの作品にも、この比率が見られます。
葛飾北斎の浮世絵で有名な「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)神奈川沖浪裏」などは、コンパスと定規を使用して描かれたそうです。


多くの芸術家や建築家が結果的にこの比率で制作してきたようです。


また黄金比は宇宙空間でもよく見られる比率で、 惑星の軌道などもこの比率が関係してるそうです。
その宇宙空間の中でもっとも身近で小さい宇宙である 私達人間の体も黄金比で構成されています。
図はレオナルド・ダ・ヴィンチの書いた有名な人体図です。
身長とおへそから下までの長さで割る、 また肩から指先までの長さを測り、それを肘から指先までの長さで割る、 また体で作られる5角形もその長さの比率が黄金比となっています。
人間の肉体は神に似せられて作られたと旧約聖書に書いてありますが、
体がそのまま宇宙の調和比率である黄金比で構成された姿であるということは、この宇宙全体がすべて繋がっているという一つの証拠となるのではないでしょうか。
また私達人間は自分で生きていると思っていますが、私達は「生かされている」存在ということが自然から学ぶことができます。 まわりのすべての存在から、そして目に見えない世界からサポートされて生かされていることを知ることができます。
 
     
   
  ネイチャーテクノロジー「ネイチャーテック」  
  昨今、エコブームと称してエコプロダクト商品が沢山出回るようになりましたが、それはビジネスとして作られているもので、本当に地球の為と思ってのノモ作りがされているのか、疑問と思われる商品も多いのが現状です。
では、本当に地球の為、またその地球で生かされている人間にとって、これからどのようにしていくことがいいのかということを考えさせられます。

地球の自然界には人間が想像も出来ないような力を持ったものが無数にあり、それを理解し、今までと異なる発想で物作りに活かし、そうする事で環境問題を解決して行こうとする考え方を基本とする研究開発が進んできています。

こうした自然のもつ'すごい'機能や能力に着目し、新たなテクノロジーを開拓していくネイチャーテクノロジー「ネイチャーテック」。
「ネイチャーテック」とは、従来型の科学アプローチとは異なり、自然がもともと持っている、完璧な循環のしくみを科学的な視点で解析し、人間生活に応用できそうなものをリ・デザインすることにより、地球への負荷の小さい、まったく新しいものづくりやライフスタイルを提案しようとするものです。その提唱者は、株式会社INAX 取締役でした東北大学教授の石田秀輝氏です。石田氏はネイチャーテック研究会を発足し、その推進に取り組んでいます。

例としては、トンボの羽を利用したマイクロエコ風車を紹介しています。これは、空を自由に飛び回るトンボの独特な羽根の形状から、微風でも強風でも安定した風力発電機を開発していくというものです。
また、カタツムリの殻の構造を研究して油汚れに強いキッチンの開発、シロアリの巣を研究する中から電気のいらないエアコンの開発に成功しています。
自然の知恵や能力はまだ計り知れない、私たちが知らないことが沢山あるようです。こうした自然の力から学び、開拓していくことこそが、環境負荷の少ない持続可能な社会形成への近道となるかもしれません。

身近な自然からヒントを探して、私たちのライフスタイルをもっと自然に近づけていくことで、地球にも自然にも人間にも優しい暮らし、また未来へ向けて実現できるのではないでしょうか。
 
     
  <イノベーション>
限りある地球資源やエネルギーのこれからの新しいシステムは、今までの物欲をあおるテクノロジーから精神欲をあおるテクノロジーへのパラダイムシフト。この精神欲をあおるテクノロジーを創出するシステムの変換へと気づいている方はまだ少ないかもしれない。このネイチャーテクノロジーというシステムが地球を人間を救う一つなるのではと思う。
 
     
     
     
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